襟の製作
襟の形は色々と有りますが、今回はこのような襟の下側が短く上側が長いデザイン。
寸法は、下側の長さ-左右の縫い代は首回りの寸法に成ります。
この長さが狂っていると綺麗に作れないので、誤差は5mm程度に合わせるのが大切です。
ペット服の襟の着け方は幾つかの方法が有りますが、今回はペット用のシャツとしてはちょっと手の込んだ作り方をします。
縫い代は10mmくらいが作りやすいでしょう。
余り広すぎても返した時に綺麗に成らないのですが、この縫い代が狭すぎても綺麗に返し難いので、大体10mm程度で作るのが一般的でしょう。
下側は襟を縫い付ける際に作りやすいように2cm程度空けておきます。
接着芯を貼る際は、貼り付けて縫い合わせてから縫い代の外側1mmでカットすると綺麗に作れます。
今回は柔らかい襟を作りたかったので芯は貼りません。
縫い合わせた襟は角のギリギリでカットします。
一般的には(1)のカットで済ませますが、生地が厚い時や角が出し難いデザインの場合は(2)のラインでカットすると綺麗な襟が作れるでしょう。
ひっくり返して綺麗に形を整えたら完成です。
しっかりとアイロンを掛けておきましょう。