ポロシャツ襟ぐり縫い代部分のテープ処理方法

今回はポロシャツの襟ぐり=襟の縫いつけ部分の処理。

ペット服は殆どの場合、ポロシャツの襟ぐりの始末はロックミシンを掛けるだけで済ませます。
数百円で売られてるペット服ならロックミシンさえも省略される事も有ります。

外から見えない部分なので、ほどけ難い生地なら縫い代が少々モジャモジャしてても実害はないのですが、やはりここは綺麗に仕上げたい部分です。

これが今回の仕上がり。
ペット服では殆ど見かけませんが、市販されるポロシャツやTシャツの背中側(人用)の多くはこのような仕上がりがされています。
ポロシャツをお持ちの方はご確認を。

緑がシャツの本体。
青い帯が端を包むテープです。
今回はニットを使いましたが、別にシーチングやブロードでも構いません。

なお、テープは3つ折りで使うので、今回は25mm幅としています。

縫い代9~10mmで縫い付けます。
端は前立て(ピンクの水玉)の真ん中辺りまで。
最終的に前立ての中に入れば良いので、青いテープの端が前立て部分に掛りさえすればそれでオッケーです。

アイロンで形を整えながら青いテープを折り返して、蜘蛛の巣接着テープで仮止めします。

緑の生地の上部に黒いステッチが2本見えますが、上側がシャツと襟を最初に縫い付けた所のステッチ。
下のステッチが先ほど青いテープを縫い付けたステッチです。
青いテープの端が下のステッチからハミ出すのは問題なので、もし余るならハサミでカットしておきます。

前立てと襟を整えたらこのような形に成ります。
あとは青いテープの下側、もしくは上下にステッチを入れてやれば完成です。

今回は青いテープの上下にステッチ入れましたが、下側だけでもオッケーですよ。

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